IRIB本日の再放送で終了

IRIBの本日の5:50〜6:50までの再放送をもって20年近く続いた同局の日本語放送が終了した。
放送の終了の理由は、表向きはWEBへの方向転換というものだった。
果たしてそうだろうかといぶかってしまう。
アメリカのイラン制裁へのとばっちりのように思えてしまうからだ。
全く予想されていなかったIRIBの日本語放送終了は、アメリカとの同盟国日本に対するイランの姿勢の現れなのだろう。
日本に対しては、情報統制としての国家が行う短波放送の必要性がなくなったという判断なのだろう。
イランとすれば、まっとうな判断なのだろうと思う。
しかし、開局まで4年を費やした日本語放送の廃止が、短期間の検討で決断されたと思うと悔しい限りである。
一度廃止した短波放送の再開は、かなり困難であるから、もう二度と聞くことができないと思う。
そういうことで、22日(土)の朝の再放送を聞いた。金曜広場の番組では、アナウンサーやスタッフからのメッセージが放送され、また、リスナーからのお便りが紹介された。実質上、この番組が最後の番組に思えた。
今日の番組は、いつもの番組で最終日の特別番組ではなかった。
今日は、放送開始時31mBが全くダメで、信号が届かない状態だったので、7355kHzで聞いた。しかし、番組後半では、7355kHzも信号が落ちてきたので9765kHzで聞いたところである。